犬肉

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 寒波が訪れた夜、タクシー運転手に名物料理を尋ねると、「寒い日は犬の肉がいいよ」。中国江西省南昌には、犬鍋屋が集まる通りがある。
 恐る恐る向かうと、食堂街に白い湯気が上っていた。店内に暖房はない。客はジャンパーを着たまま大勢で鍋をつついている。
 会社員の張莉さん(31)は「犬肉はカロリーが高く、体が温まる。小さい頃は寒くなると家でも食べていた」。犬はペットだから食べるのは可哀想だと言うと、「これは私達の昔からの習慣。ほら、日本人が鯨を食べるのと同じようなものよ」。

 肉は1キロあたり80元(約1050円)。骨付き肉にネギ、ニンニク、唐辛子などを加え、中華鍋を包み込むような強火で一気にいためる。肉は軟らかく、味は羊に似ている。店主によると、江西省など中国南部の内陸では食用に犬を飼育しているという。
 「店を開けるのは10月から2月まで。南昌に根ずく冬の味だよ」

 以上、11/28の朝日新聞から。