皮膚病

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 これ、なんだかわかります?
今日治療に来たワンちゃんです。ここまでひどくなるには随分月日が過ぎたことでしょう。つらい毎日だったと思います。でも私たちの体は全身毛に包まれているのでなかなか気付いてもらえません。だからよく掻いていたりなめていたりしたら毛を分けて皮膚を見てください。
 今日来た子はアカラスという病気だそうです。皮膚の中に目に見えないダニが住んでいてそれが全身にうつる皮膚病なのですがっめずらしくはありません。そして不思議なことに症状が出る犬と出ない犬がいます。シーズーは症状が出やすい犬種だそうです。

 こんな子が来るとスタッフは色めきます。まず診断が付くとトリミング室で丸刈りにします。もちろん他の子達がいるので最後の順番になりますが、正しい知識と正しい消毒で管理します。アカラス症の皮膚はとても分厚くでこぼこで傷だらけです。この子はそこにうじ虫が住み着いていました。痛々しい傷跡でしたが良くがんばって我慢してましたよ。

 毛刈りが終わるとシャンプーです。お薬が入ったシャンプー剤で1時間くらい洗います。皮膚の組織が壊れているのでそこから染み出した皮膚の脂で普通のシャンプーでは落とせません。特殊なシャンプーを使います。こうしてやっと本格的な治療に入ることができるのです。この子はきっと今夜はゆっくり眠れるでしょうね。
 上田動物病院のトリミング室はこんな皮膚病の治療の子や心臓が悪くて普通のペットショップで美容してもらえない子など問題を抱えた子が沢山来ます。

 お父さんは皮膚病の治療のとき飼い主さんにこういいます。「愛情と根気。」時間と手間と費用がかかる大変な病気ですが正しい知識があれば完治できなくても軽い症状で維持することもできます。つま先だけちょっと赤いけど他はきれいなんて子も沢山います。でもこの皮膚病、フィラリアにかかってしまった子は治療が難しくなるんだって。皆フィラリアにも気をつけようね。